名古屋ボストン美術館の構造設計 〜強度 + 振動〜 - 株式会社 応用技術研究所│静岡県湖西市

名古屋ボストン美術館の構造設計 〜強度 + 振動〜

名古屋ボストン美術館とは


名古屋市内でも有数の繁華街である金山。

駅前にそびえ立つ金山南ビルの中に、アメリカ ボストン美術館の姉妹館である名古屋ボストン美術館があります。

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支柱が無い


外観を見ると、一風変わったデザインが目に留まります。

3〜5階部分が付き出る構造となっているからです。

しかも、支柱が無いのです。

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最適なフレーム設計をすれば、このような構造は可能です。

しかし、強度基準を満たすだけでは済まなかったのです。


強度以外に必要な基準とは


ボストン美術館から借りている大事な展示品です。

そのためか、搬入時に床の振動が出にくい構造にして欲しいというご要望があったのです。

重量物を持った運搬車が移動するときに、振動が発生しづらい構造にすることが、設計時の大きな課題でした。


強度計算プラス振動のシミュレーション


強度計算では一般的な片持ち梁の構造です。

要求の強度をクリアするだけではなく、振動のシミュレーションも実施し、指定の重量物を搬入・搬出する際に振動が出にくい構造を実現することができました。


振動というパラメータ


強度計算では、要求の応力に耐えるという目的の他に、振動させないことが重要になる場合があります。

よく知られているものとして、橋梁の設計があります。

強風や多数の自動車往来により、橋が共振して崩壊した例もあるくらいです。

応用技術研究所では、お客様のご要望だけでなく、専門家としての視点で重要なパラメータを見つけ、ご提案しております。
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